リテラシー・ラボとは

一般社団法人リテラシー・ラボは、社会的リテラシー能力の向上を目的とした社会教育団体です。

リテラシー(LITERACY)ということばから、何を想像しますか?

わたしたちが暮らす社会では、ささいな違いから争いが起こります。家族や友人とのけんかから、社会問題、そして国家・地域間で起こる紛争まで。自分と他人の違いを見ない、認めない。そしてお互いにより良い形を作ろうとしない。文字にするとこんなに単純なことが積み重なると、争いを治めることなくただ衝突を繰り返すことにつながってしまう。そんなことを、誰もが生活の中でふっと感じることがあるのではないでしょうか。

問題を解決するきっかけは、そんなほんの少しの気づきなのかもしれません。そして、お互いを分かり合い、お互いにとって、社会にとって最善の道を見つけ出す、社会の一員としての責任を果たす力を身に着ける。そのためには、社会を読み解き、多様な立場を理解するための“リテラシー”が必要ではないでしょうか。

【多様な考え方を理解する力】
【主体的な考えを発信する力】
【社会を創り上げる力】

この3つのチカラを育てるために、一般社団法人リテラシー・ラボは設立されました。
政治や行政の実務者や、教育や福祉など公共政策に精通しているメンバー、アートや文化の担い手として活躍するメンバー、まちづくりの実践者などから、社会を創りだす意欲をもった有志が集まっています。

私たちは、積極的に教育現場に出向き、学校に、街に、この国の未来を描き創り出していく子どもたちが多様な人材と向き合える環境をつくっていきます。

リテラシーとは、多様性への理解と社会における責任能力を高める“モノサシ”です。四角い社会を丸くする。私たちの中に、それぞれのモノサシを持てるよう、一緒に気づきと学びを続けましょう。

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